認定指導医制度

指導医の認定申請

指導医の認定条件(2023年本認定制度の認定条件)

  1. 日本国の医師免許証を取得してから10年以上経過し、医師としての人格および見識を備えていること。
  2. 膵臓疾患診療に関する豊富な学識と経験を有すること。
  3. 申請する年の6月30日を基準として、継続5年間以上本会の会員であること。
  4. 申請時において消化器病専門医、消化器内視鏡専門医、消化器外科専門医、放射線診断専門医、放射線治療専門医、小児外科専門医、小児科専門医、病理専門医、救急科専門医、糖尿病専門医、集中治療専門医、がん薬物療法専門医、医学教育の専従歴を3年以上有し、所属施設の医師養成において責任ある立場(プログラム責任者や、専門医機構の指定する他疾患の指導医資格を要する等)のいずれかの資格を有すること。
  5. 研修実績、診療実績について以下の資格を満たすこと。
    研修実績
    過去5年間の研修実績が、表1に示す点数の50点以上(うち本会関連分30点以上かつ本会学術集会出席2回以上を含む)を満たすこと。
    診療実績
    表2に示す指導医カテゴリーごとの診療実績を満たすこと。
  6. 申請時において年会費を完納していること。
  7. 申請時において常勤であること。

表1 研修実績点数表

本会学術集会出席(ネームカード、参加証、あるいは参加証明書のコピーが必要) 10点
本会での学術集会発表(筆頭演者、共同演者は問わない)、特別発言者、座長 10点
膵臓、Pancreas、Pancreatologyへの論文発表*(筆頭著者、共同著者は問わない) 10点
本会の教育セミナー(1コマ) 1点
関連学会(日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本消化器外科学会、日本外科学会、日本内科学会、日本肝胆膵外科学会、日本超音波医学会、日本内視鏡外科学会、日本医学放射線学会、日本小児外科学会、日本小児科学会、日本病理学会、臨床腫瘍学会、癌治療学会、癌学会、米国膵臓学会、国際膵臓学会)総会への参加。
(JDDWは日本消化器病学会、日本消化器内視鏡学会、日本消化器外科学会参加とみなし3点とする)
2点
上記関連学会総会・大会における膵臓に関する発表 2点
関連雑誌(上記関連学会以外の学会誌でも可。ただし、査読があるもの)への膵臓に関する論文発表*(筆頭著者、共同著者は問わない) 4点
本会の膵疾患臨床研究推進委員会による共同研究への参加 3点

*In pressの論文発表は、acceptを証明する書類を添付する。

研修実績証明書において、雑誌膵臓を紛失した場合は、こちら をご参照ください。

 

表2 指導医資格の新規認定に必要な診療実績

1) 日本膵臓学会認定指導医(膵炎診療)
急性膵炎、慢性膵炎、自己免疫性膵炎を診療した症例数が50例以上。そのうち20例の症例一覧表を併せて提出。
2) 日本膵臓学会認定指導医(内視鏡診断治療)
膵臓疾患に対する ERCP、EUS の内視鏡診断治療件数が250例以上。そのうち術者20例の症例一覧表を併せて提出。
3) 日本膵臓学会認定指導医(癌薬物治療)
膵臓癌症例(NET を含む)に対する薬物治療症例数が25例以上。そのうち20例の症例一覧表を併せて提出。
4) 日本膵臓学会認定指導医(膵疾患外科治療)
膵臓疾患に対する膵切除術もしくは膵炎手術を術者あるいは指導的助手として20例以上施行。そのうち20例の症例一覧表を併せて提出。
5) 日本膵臓学会認定指導医(放射線診断・IVR)
放射線診断専門医の資格を有する者。
膵臓疾患の画像診断もしくはIVR を担当した症例数が300例以上。そのうち20例の症例一覧表を併せて提出。
6) 日本膵臓学会認定指導医(癌放射線療)
放射線治療専門医の資格を有する者。
膵臓癌の放射線治療を担当した症例数が20例以上。そのうち20例の症例一覧表を併せて提出。
7) 日本膵臓学会認定指導医(緩和医療)
膵臓疾患の緩和医療を診療した症例数が20例以上。そのうち20例の症例一覧表を併せて提出。
8) 日本膵臓学会認定指導医(病理診断)
病理専門医の資格を有する者。
膵臓疾患の病理診断を担当した症例数が100例以上。そのうち20例の症例一覧表を併せて提出。

 

業績期間の本会大会 以下の期間から2回以上の参加が必須です。

大会名 開催日 開催地 大会長
第54回日本膵臓学会大会 2023年7月21.22日 福岡 伊藤鉄英
第53回日本膵臓学会大会・第26回国際膵臓学会 2022年7月7・8日 京都 高折恭一
第52回日本膵臓学会大会 2021年9月22・23日 東京 清水京子
第51回日本膵臓学会大会 2021年1月8・9日 神戸 竹山宜典
日本膵臓学会50周年記念大会
(第50回米国膵臓学会との合同開催)
2019年11月6-9日 マウイ島 岡崎和一
第50回日本膵臓学会大会 2019年7月12・13日 東京 古瀬純司
第49回日本膵臓学会大会 2018年6月29・30日 和歌山 山上裕機

日本膵臓学会認定指導医規則

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よくあるお問い合わせ

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※所属先が指導施設でない場合、
現在、日本膵臓学会が認定している指導施設への短期研修や研究日を利用しての研鑽 で20症例を経験した場合も対象とし、指導施設の常勤でなくても申請は可能となります。

※2023年度は本会連続会員歴5年以上(2018年6月30日までに入会)の方のみ申請可能です。不明な場合は必ずごマイページで確認してくださいから申請してください。

※業績の対象期間は2018年7月1日〜2023年8月31日です。

※診療実績期間は2018年1月1日〜2022年12月31日です。

申請方法

2023年6月1日(木)〜2023年8月31日(木)(消印有効)
申請書作成フォームは、申請期間内になり次第オープンいたします。

<申請書類>

  WORD
(1)資格審査申込書 2023年度申請受付は終了いたしました
(2)〜(15)の書類の一括ダウンロードはこちらから

申請料:10,000円
 振込金受取書または振込みご利用明細書のコピーを申請書Nに貼付してください。
 既納の申請料はいかなる理由があっても返却いたしません。入会歴、実績などを納入前に確認うえ申請してください。

【振込先銀行口座】年会費振込口座とは異なりますのでご注意ください

銀行名 りそな銀行
支店名 金剛(コンゴウ)支店 (店番号224)
種別 普通
口座番号 0364287
口座名 一般社団法人 日本膵臓学会 *学会名あて入金に限ります。

提出物:申請書類2部(原本1部+コピー1部)、
申請書類はA4判で印刷してください 。
様式@の自動返信メールをプリントアウトの上、他の必要書類と一緒に郵送にて書類申請してください。

提出先:〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1
 パレスサイドビル7F (株)毎日学術フォーラム内
 日本膵臓学会本部事務局 (指導医・会員情報管理担当)

締め切り:2023年8月31日(木)(消印有効)
簡易書留もしくはレターパック等、必ず記録の残る方法にてご郵送ください。
受領のご連絡はしておりません。事務局にお問合せいただいてもご回答致しかねます。ご自身で確認ください。

審査結果の通知

2023年12月に郵便にて通知します。
審査を通過された場合、認定料(10,000円)の振込完了後に認定証の発行・発送が行われます。
認定料振込先は、通知文書の最後に記載されています。

 

お問い合わせはメールまたは問合せフォームにて頂きますようお願い申し上げます。

日本膵臓学会 本部事務局(指導医・会員情報管理担当)

お問合せはこちらから(https://survey.mynavi.jp/cre/?enq=K0Gojrm8YjA%3d

〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1パレスサイドビル7F (株)毎日学術フォーラム

学術事務局(転載許諾*など上記以外)

〒589-8511 大阪府大阪狭山市大野東377-2 近畿大学医学部 外科学教室 肝胆膵部門内
E-mail:jps.kindai@med.kindai.ac.jp

*日本膵臓学会では学会誌「膵臓」の複写複製および転載複製に係る著作権を学術著作権協会に委託しています。当該利用をご希望の方は、学術著作権協会(https://www.jaacc.org/)が提供している複製利用許諾システムもしくは転載許諾システムを通じて申請下さい。
 尚、上記の「改変」に該当するもの、および上記以外の転載許諾の申請をされる場合には、当学会に直接お問い合わせ下さい。